妻で女優の佐々木希との「離婚秒読み疑惑」が一部メディアで報じられているアンジャッシュ・渡部建だが、一方でネット上では「焼肉店経営」説が盛り上がりを見せている。今年に入ってから、渡部の進退や夫婦の今後について、さまざまな報道が続出しているものの、当事者から否定や肯定といった情報発信がないことから、マスコミの報道が過熱する“無限ループ”状態に陥っているようだ。
そもそもの発端は、昨年6月発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、渡部が複数の女性との不倫関係を報じられたこと。当時、佐々木は渡部やお相手女性に激怒していたというものの、離婚する意思はまったくなかったと複数のメディアが伝えた。
「『文春』発売以前から、佐々木サイドは『すぐに離婚するということはない』とメディアに伝えていました。渡部についても、一定期間の活動自粛の後、少しずつ復帰していくものとみられていたんです」(スポーツ紙記者)
ところが昨年、復帰の舞台となるはずだった大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の「笑ってはいけない」シリーズの出演シーンが“お蔵入り”になってしまったことで、先々の見通しが一切不明となった。
「その原因は、マスコミに出演情報が漏れたことで、渡部自身に責任があるわけではなかった。しかし、復帰にあたって事前に行った記者会見では、報道陣から番組出演の有無を問われると、『私の口からは申し上げられません』と繰り返し、釈然としない態度からさらなる批判を招いたため、結果的に復帰は遠のいてしまいました。本人もこの時のバッシングには相当な焦りを感じたのか、その後、情報発信は一切ありません」(同)
渡部がだんまり状態なことが影響して、昨今のマスコミによる“報道合戦”が起こっているようだ。
「不倫報道から1年半がたとうとしている今でも、渡部の進退をめぐる問題は世間の関心を集めており、週刊誌からネットニュースと、連日のように渡部や妻である佐々木の“最新動向”が記事化されている。当事者たちが報道を否定も肯定もしないことから、ある意味書き放題となってしまっているんです」(週刊誌デスク)
佐々木にしても、夫の不倫発覚当初は世間に向けて、「主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」とSNS上で謝罪したが、以降、渡部について言及することはなくなった。
「10月14日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、佐々木が今年3月に購入したマンションは、渡部からの“慰謝料代わり”などと伝えられ、離婚説が現実味を帯びてしまった。さらに11月2日、『週刊実話』(日本ジャーナル出版)のウェブ版では、芸能界引退を考えている渡部の“焼肉店経営”の可能性を報じています。離婚するにしても引退するにしても、当事者たちが情報発信を行わないことによって、マスコミや世間からもあれこれ言われてしまってるのでしょう」(同)
こうして、不倫報道以降は“サンドバッグ状態”となってきた渡部。次の展開は「離婚」なのか「復帰」なのか、まったく定かでないものの、それでも世間から「飽きられていない」ことは、不幸中の幸いなのかもしれない。