11月9日に第4話を迎える、連続ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系、以下『ハンオシ』)。主演女優・清野菜名をめぐっては、10月23日に所属事務所を通じて第1子妊娠が公表されただけに、「ドラマを見ているネットユーザーからは毎週放送後、清野の体調を心配する声が寄せられている」(芸能ライター)ようだ。
昨年6月、ジャニーズ事務所の俳優・生田斗真との結婚を発表した清野。結婚後初の主演ドラマとなる『ハンオシ』は、漫画家・有生青春(ゆき・あおはる)氏の同名漫画(祥伝社)の実写化作品で、“おひとりさま”を満喫していた主人公・明葉(清野)と、とある理由から既婚者の肩書を得たい柊(坂口健太郎)が偽装結婚するというラブコメディだ。初回は世帯平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)というまずますの数字でスタートし、第2~3話は同率の9.9%を記録した。
「視聴率はまもなく2ケタに到達しそうですし、ドラマの評判も上々ですが、第1話の放送後に清野の妊娠が公になった時点で、ネット上には祝福のコメントとともに『妊娠中の連ドラ主演は大変そう』『母子の健康を第一に考えて、周りも無理させないでほしい』と、彼女の体を気遣う声が飛び交いました」(同)
また、放送回を重ねるにつれ、「おなかが気になってドラマに集中できない」「体調は大丈夫なのか、やっぱり安静にしていたほうが良いんじゃないか、って心配してしまうな」というネガティブな書き込みも増えつつあるようだ。
「そんな中、11月5日に発売された『フライデー』(講談社)によると、TBSは第1話の撮影が始まる前に清野の妊娠報告を受け、降板も含めた対応を検討していたそうですが、彼女自身の希望により、キャストの変更ナシでいくことになったといいます」(テレビ局関係者)
また、同誌は『ハンオシ』撮影の休憩中、女性スタッフに囲まれてサポートを受けながら、笑顔を見せる清野の様子も掲載している。
「たとえば、2015年4月期の木村拓哉主演連ドラ『アイムホーム』(テレビ朝日系)のメインキャストに起用されていた上戸彩は、ドラマの放送が始まる直前に第1子の妊娠が明らかになるも、撮影を終えてから産休に入っています。また、17年9月には武井咲も、主演連ドラ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の放送期間中に第1子妊娠を公表し、翌10月からのディーン・フジオカとのダブル主演作『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)の撮影も乗り切りました。とはいえ撮影中の彼女たちには、体調だけでなく精神面でも大きな負担がかかったはず。『ハンオシ』スタッフには、過去に前例があるからといって油断することなく、清野のケアを十分に行ってほしいところです」(同)
清野が決して無理することなく、無事に撮影を終えられることを願いたい。