タレント・宮迫博之が11月11日、YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」内で、開店を予定している焼肉店「牛宮城(ぎゅうぐうじょう)」の共同経営からYouTuber・ヒカルが撤退することを報告。両者は、一部で報じられている“不仲説”については否定しているものの、「宮迫が心配すべきは、ヒカルファンにそっぽを向かれること」(スポーツ紙記者)のようだ。
「“闇営業”騒動の影響で吉本興業から契約を解除された宮迫は、昨年1月にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』を開設しYouTuberデビュー。2本目に投稿した動画でヒカルと初コラボして以降、親交を深め、これまでにも幾度となく互いのチャンネルに出演しています。今年7月には、共同出資で“日本一の焼肉店”の出店に向けて本格的に動き出し、8月には『牛宮城』という店舗名であることが明かされました」(同)
しかし、9月28日にヒカルのYouTubeチャンネルで投稿された動画では、オープン前の店舗で試食会を行うも、料理のクオリティに問題があることが判明し、特にヒカルは「こんな焼き肉あり得ない」と大激怒。その結果、宮迫は10月1日に自身のチャンネルで公開した動画内で、宮迫チーム主導で準備していた料理が「お客様に提供できるレベルのものではまったくなかった」などとして、「オープン時期は未確定状態」と説明した。
「こうして焼肉屋事業は暗礁に乗り上げたものの、ヒカルは自身のYouTubeでたびたび宮迫との仲は良好であることをアピールしていました。ところが、11月11日にアップした動画で『僕は「牛宮城」撤退します』と発表。宮迫も、同日付の動画で『いろんなビジネスを成功させているヒカルくんのブランドを傷つけてしまう可能性』を考慮し、自分たちのチームのほうからお願いする形で『ヒカルくんには撤退していただきました』と報告したんです」(同)
ヒカルは10月8日に公開していた動画で、料理の低品質に関し、宮迫が「全幅の信頼」を置いていた人物に任せていたために起きた問題であることを強調し、宮迫はその人物をかばって「全部自分で責任を取る」と言って譲らない状態であることも告白。ちなみに、実業家の“青汁王子”こと三崎優太氏のYouTubeチャンネルで11月13日に公開された動画では、同氏が料理人・森田隼人氏にインタビュー。森田氏は「牛宮城」のメニュー構成に携わっていた人物だが、「とある方がおられてて、その方がお肉の管理であったりとか、お料理の提供も、僕らが考えてたメニューとは違うものを出したりとか」と、自身のほかに“問題がある人物”がいたことをほのめかしていた。
「つまりヒカルが主張したように、宮迫に全責任があるとは言い切れないのかもしれません。そんなヒカルは、これまで何度も宮迫との“確執”を否定していますが、牛宮城からの撤退については『引き際が早くてかっこいい』『一人の経営者、ビジネスマンとして尊敬する』『正直、撤退してくれて安心』と、ネット上で評価が寄せられています」(同)
■宮迫は「ただ意地になってるだけ」の意見も
一方の宮迫をめぐっては、8月に蛍原徹とのコンビ・雨上がり決死隊を解散した際は、ネットユーザーから少なからず応援コメントも寄せられていたが、今回の牛宮城問題に関しては、批判やあきれる声が続出。「他人任せにしていたのが悪い」「経営を知らない人間が失敗する典型的な例」「撤退を決めないのは、ただ意地になってるだけでは?」などと厳しい意見が目立ち、11月11日に公開した動画には、1.6万もの低評価が集まっている(16日時点)。
「ヒカルが撤退したことで、これまで宮迫のことも応援してくれていたヒカルファンまで一気に離れてしまった可能性があります。宮迫がYouTuberに転身し、ヒカルと行動を共にするようになった当初、芸人界隈では『あれだけテレビで活躍していた人が、YouTuberにいじられる姿は見たくなかった』と評されていたようですが、今の宮迫にとってヒカルの存在はかなり大きい。牛宮城からヒカルが撤退したことで、宮迫は先行きに不安を感じているかもしれませんが、同時にヒカルファンからの支持を失うことも、YouTuberとしての活動に相当なダメージなのでは?」(同)
果たして宮迫は、ヒカルや彼のファンなくして牛宮城を成功に導くことができるだろうか。