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『ザ・ノンフィクション』レビュー

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『ザ・ノンフィクション』向いていない職場の辞め時「人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。7月3日の放送は「人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~」。 あらすじ  東京・浅草観光の名物「人力車」。多くの同業者がしのぎを削る中、赤いはんてんがトレードマークの「東京力車」は、SNSを駆使した発信を続けるなどして勢力を伸ばしており、女性の俥夫(しゃふ。人力車を引く人)も多く活躍している。  東京力車で俥夫になるためには社内研修の卒業検定に合格する必要がある。番組内では現役大学生俥夫も紹介されており、スムーズに合格する人もいるよ...

『ザ・ノンフィクション』「やりたいことで生きていく」という機運の弊害「都会を捨てた若者たち 後編 ~27歳の決断~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。6月26日の放送は「都会を捨てた若者たち 後編 ~27歳の決断~」。 あらすじ  栃木県那須町にある非電化工房では自然と調和した暮らしを目指し、自分の力で生きていく技術を学ぶ。代表の藤村靖之氏は1年限定で住み込みの弟子を取っており、現在は20代の5人が弟子として暮らしている。  弟子の一人、27歳の大地は非電化工房の同期の他メンバーとの交流を避け、夕食も別に取る。大地は4歳で野球を始めたが甲子園出場の夢はかなわず、大学卒業後は大手ハウス...

『ザ・ノンフィクション』お父さんみたいにならないで、という母親の呪い「都会を捨てた若者たち 前編 ~27歳の迷い道~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。6月19日の放送は「都会を捨てた若者たち 前編 ~27歳の迷い道~」。 あらすじ  栃木県那須町にある非電化工房では自然と調和した暮らしを目指し、自分の力で生きていく技術を学ぶ。代表の藤村靖之氏は一年限定で住み込みの弟子を取っており、現在は20代の5人が弟子として暮らしている。夜は昼の間ソーラー充電で得たわずかな明かりのみだ。  弟子の一人、27歳の大地は非電化工房の同期の他のメンバーとの交流を避け、夕食も別に取る。だが「人嫌い」「人が...

『ザ・ノンフィクション』善意の人は、時に厄介「うちにおいでよ ~居候たちの家~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。6月5日の放送は「うちにおいでよ ~居候たちの家~」。 あらすじ  東京中野区で暮らす森川家は、40代の義明と愛の夫婦に小学校5年生を筆頭に3人の子どもがいる5人家族。そこに、2人の居候、コウジとユリも暮らしている。  1年前から森川家に世話になっている29歳のコウジは、親に医学部に入ることを強いられていたそうで、有名大学の医学部には合格したものの、そこで燃え尽きてしまう。大学は卒業したが、医師国家試験は受けていないという。開設したブロ...

『ザ・ノンフィクション』タニマチや太客、人脈で生きる歌手「27歳 流しの歌姫 ~夢のステージに立ちたくて~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。5月29日の放送は「27歳 流しの歌姫 ~夢のステージに立ちたくて~」。 あらすじ  流しの歌手、27歳のかとうあいは日本中のスナックやクラブなどに飛び込み営業を行う生活を7年続けている。4万軒に飛び込みをして1万軒に断られたと明るく話す。  そんなあいの夢は日本武道館での単独ライブだ。大阪の音楽専門学校に通っていたため当初の夢は大阪城ホールだったが、老若男女が知っている日本武道館に変更したとのこと。  夢の実現のため、あいは流しを通じ人...

『ザ・ノンフィクション』29歳、西船橋キャバクラ嬢の決断「夜の街で輝きたくて… ~闘う女たちの見る夢~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。5月22日の放送は「夜の街で輝きたくて… ~闘う女たちの見る夢~」。 あらすじ  西船橋のキャバクラで働くMelty 輝(メルティー きら)29歳。番組スタッフが取材を始めた2021年6月は緊急事態宣言の真っ只中で、輝の月収は15万円まで落ち込んだという。ほかの事業をと、フランチャイズの歯のホワイトニングサロンを開くも順調とは言えない状況のようだ。  輝は銚子市で育ち、学生時代はバレーボールに熱中、26歳から始めたキックボクシングは週...

『ザ・ノンフィクション』ヤングケアラーとしての日々の終わり「NYフェスティバル2022受賞記念 ボクと父ちゃんの記憶 ~別れのあと 家族の再会~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。5月15日の放送は「NYフェスティバル2022受賞記念 ボクと父ちゃんの記憶 ~別れのあと 家族の再会~」。 あらすじ  2021年10月に放送された同作と、家族の「その後」について伝える。昨年の放送内容は、国際メディアコンクール「ニューヨークフェスティバル」のドキュメンタリー・普遍的関心部門で銅賞を受賞した。 千葉県南東部、緑豊かな睦沢町で暮らす高校3年生の大介は、若年性アルツハイマー型認知症になった父親を日常的に介護している「ヤング...

『ザ・ノンフィクション』現実を知らなかった40代の息子「ワケあり人生と部屋探し ~無理とは言わない不動産屋~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。5月8日の放送は「ワケあり人生と部屋探し ~無理とは言わない不動産屋~」。 あらすじ  高齢、生活保護受給、精神疾患など、住まいを借りるのが難しい人々の部屋探しを手伝う横浜のアオバ住宅社。会社には看板らしい看板もないが、口コミで客は絶えない。代表の齋藤瞳は1人で会社を切り盛りしている。  生活保護で暮らす高齢の母親と双極性障害とADHDがある中年の息子の家族は、長年借家の庭付き平屋で過ごしてきたが、家主の都合で引っ越しを余儀なくされる。...

『ザ・ノンフィクション』「余命」の算出は医師それぞれ?「花子と大助~余命宣告とセンターマイク 夫婦の1400日~」

 日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。4月17日の放送は「花子と大助~余命宣告とセンターマイク 夫婦の1400日~」。 あらすじ  2018年3月、宮川花子は症候性多発性骨髄腫と診断された。体のあちこちにがんが転移している状況で、余命半年を告げられる。  がん細胞が神経を圧迫し、下半身が動かせなくなった花子は入院生活となり、車いすからベッドへ移るわずかな動作も自力では難しくなる。介助が必要な状況の中、夫の大助は花子を毎日見舞う。  大助が帰ったあとの病室で、リクライニングベ...

『ザ・ノンフィクション』こだわりと意地の境界線「泣かないでアコーディオン ~シングルマザーの大道芸人~」

日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。4月10日の放送は「泣かないでアコーディオン ~シングルマザーの大道芸人~」。 あらすじ  44歳のあんざいのりえは芸歴23年の大道芸人で、4歳の息子・ろっちゃんと二人、神奈川県川崎市で暮らすシングルマザーでもある。  東京オリンピック直前の2021年7月。コロナさえなければのりえは五輪関連の仕事で大忙しだったはずだが、収入はほぼゼロの状態で、各種の公的給付金でしのぐ生活が続く。月1回の外食のランチも厳しい状況だと話し、仕事の依頼は来る...