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タブーなきM-1 2022批評

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『M-1』というフィールドで、ウエストランドの“悪口”漫才に私たちが笑ったものは

 今年も大きな注目を集めた『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)は、結成14年のコンビ・ウエストランドが制する結果となった。昨年の決勝戦放送後、私は「『M-1』は視聴者に、芸人について「語る」ための異様に快適な環境をお膳立てしてくれる」と書いたのだが、今回… 続きを読む ...

『M-1』のドラマティックさは今年がピーク? 必死だからこそエモくなる

お笑いブームがいよいよ極まってきている。ただただ楽しく観るのもいいが、ふとした瞬間に現代社会を映す鏡となるのもお笑いの面白いところ。だったらちょっと真面目にお笑いを語ってみてもいいのではないか──というわけで、お笑いウォッチャー・タカ&ユージが気になる動きを勝手に読み解く! ユージ… 続きを読む

山田邦子の批判受ける「おもしろいです」批評の理由とM-1全ネタレビュー

 お笑い界の一大イベント!日本で最も有名な賞レース!それこそがその年の日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ」だ。  今大会には大きく取り上げられたニュースがあった。それは審査員の顔ぶれが変わったこと。しかも辞退したのがこれまで審査で話題を提供し続けた「上沼恵美子」さんと、審査員をすることでこの大会の価値を支えていた「オール巨人」師匠だった。以前から「審査員を辞めたい… 続きを読む ...

『M-1 2022』さや香、ロコディ、男性ブランコが掴みかけたNSC大阪ワンツースリー

「NSC大阪校のワンツースリーか!?」  そんな期待が高まった『M-1グランプリ2022』の決勝戦。しかしファーストステージの最後の最後「ある、なしクイズのオリジナルを作ったんだけど、やります?」というネタ振りの漫才にまくられた。  ファーストステージの最後に登場したウエストランドは、みんなが感じているけどちょっと言いづらいことを直接的に突いて笑いへ変えていった。… 続きを読む ...

『ラヴィット!』でウエストランドとさや香がM-1リベンジマッチ

 19日放送のTBS系『ラヴィット!』に『M-1グランプリ2022』優勝のウエストランド(井口浩之・河本太)と準優勝のさや香(新山・石井)が出演。2組で番組を盛り上げていた。  番組冒頭ウエストランドは優勝ネタにアレンジを加えたものを披露。ピン芸人・ルシファー吉岡の名前を連呼してスタジオを大爆笑させた。  花束を受け取り優勝を祝われると、Ⅿ-1本番でネタを飛ばして… 続きを読む ...

『M-1 2022』ウエストランドの漫才は“有吉のアレ”と同じ構造だった!

 放送作家の深田憲作です。 「企画倉庫」というサイトを運営している私が「あの企画はどこが面白いのか?」を分析し、「面白さの正体」を突き止めるための勉強の場としてこの連載をやらせてもらっています。  今回のテーマは「『M-1グランプリ2022』で優勝したウエストランドの漫才… 続きを読む ...

M-1と真逆? 地下芸人が高円寺に集う「日本一小さいお笑い賞レース」のヤバい実態

 お笑い賞レースと言えば、やはり一般的に頭に浮かぶのは「M-1グランプリ」「キングオブコント」「R-1グランプリ」「女芸人No.1決定戦THE W」で、これらが四天王だとは思います。芸人さんは、これらの大会の決勝を目指しながら活動するという目標があります。決勝に出られれば馬鹿売れする可能性も秘めています。  それとは真逆に、凄い小さな賞レースもあります。僕が知る限りは、これより… 続きを読む ...