『ベイビー・ブローカー』是枝監督が正真正銘の“韓国映画”を撮った、でも逆境ばかりじゃない
『そして父になる』(2013)や『万引き家族』(2018)など、法律制度や貧困問題などによって生じた状況下で生きる人々を描き、倫理観が迷子になりながらも“何が正しいのか”を見つめ直す機会を与えてくれる作品を多く手掛けてきた、是枝裕和監督。 そんな是枝監督が、仏映画『真実』(19)に続いて、今度は韓国映画を撮ってしまった。それが、6月24日から日本でも公開されている『ベイビ… 続きを読む ...
知られざる韓国雑誌カルチャー篠崎愛も表紙を飾ったグラビア誌 軍で盗まれるケースも
ウェブトゥーンやゲームアプリなど、ウェブコンテンツが強いイメージがある韓国だが、日本ではあまり知れていない雑誌コンテンツも実は豊富に存在する。そこで今回は、男性誌を中心に雑誌カルチャーの一部を紹介していきたい。 韓国で最も有名な男性誌といえば「MAXIM」を欠かすことはできない。 もともと1995年に英国で発刊され、次いで1997年には米国で、そして2002… 続きを読む ...
韓国で“ノーマスク不安症”多発 やっと着用義務解除も…ルッキズム根深い固有の事情
条件付きながら、野外でのマスク着用義務が解除された韓国。566日ぶりにマスクからの解放となり、世の中は歓喜に沸くかと思いきや状況は複雑な様子だ。街ゆく人々やネットユーザーからは「いきなり外すのは難しい」という意見が多く飛び交っている。 マスクを外せない理由は複数あるが、意見として多いのはやはり「周囲の目」だ。まだ街ゆく人たちの着用率が圧倒的に高いなかで、自分だけマスクを外し… 続きを読む ...
日本映画界の性加害に韓国でも注目が…「水原希子は性被害の上に民族差別まで…」
園子温、榊英雄、木下ほうから、映画監督や俳優に対する性被害が続々と告発されている。一連の出来事は、隣国・韓国でも大々的に取り上げられているようだ。 韓国で特に大きく話題を集めているのが、園子温監督に対する告発だ。 そのことの顛末は、大手メディアを中心に一部始終にわたって報じられている。国際的に活躍する氏の名前は、映画好きが多い韓国社会では日本人が認識している… 続きを読む ...
「愛の不時着」婚で“ヒョン・ビンロス”勃発…世界をざわつかせた韓国芸能界の共演婚2組他
日本でも大人気を博した韓国ドラマ「愛の不時着」。主演したヒョンビンとソン・イェジンの交際はかねてから報じられてきたが、2月10日にはめでたく結婚という形でゴールインしたという報せが本人たちのSNSを通じて発表された。 ふたりの結婚については、韓国国内はもちろん、日本でも大きな話題になっている。韓国ではこの反応が想像以上に興味深いようで、「日本でもヒョン・ビンロスが起きている… 続きを読む ...
BTS他アイドルとファンがより親密な関係に!?エンタメ先進国韓国でファンテックが台頭
近年、ファンテックという言葉が広がりつつある。これは、エンターテイメントや芸能人、もしくはアーティストを愛する「ファン」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語だ。ビジネス的には、旧来からあるファンサービスを、デジタル技術で提供する新たな動きを総称する言葉となっている。 ここ数年、クリエイターや芸能人がYouTubeやインスタグラムなどSNSを通じてコンテンツを配信し、視聴され… 続きを読む ...
韓国映画は多様性をどう描くか『ユンヒへ』『オマージュ』『スティール・レイン』
今、世界中で空前の韓国ブームが起こっている。今、世界中で空前の韓国ブームが起こっている。 NetflixやAmazon、Disney+などの動画配信サービスで、数多くの韓国映画やドラマが配信されており、『愛の不時着』(2019)や『イカゲーム』(2021)など、世界的なヒット作も多数生まれた。 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)、『エクストリ… 続きを読む ...