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M-1グランプリ

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ウエストランドとフットボールアワー、M-1優勝後の仕事量が対照的なワケ

 2月10日フジテレビ系列放送の『人志松本の酒のツマミになる話』で非常に興味深い話がありました。この時はゲストにウエストランド井口浩之、フットボールアワーが出演。「M-1グランプリ」後の多忙さを比較し合う話が、お笑いマニアからすると非常に興味深かったです。 井口「M-1優勝してからお仕事がバーッと続いていて、そのほかのコンビもいろいろなジャンルで活躍していると思うんですけど、影… 続きを読む ...

R-1グランプリは本当に「夢がない」? あのイジりでむしろ注目度アップ

 ピン芸人日本一を決定する『R-1グランプリ2023』決勝戦(カンテレ・フジテレビ系、3月4日放送)のファイナリスト7名が発表された。30人の芸人たちで争われた準決勝を勝ち抜いたのは、サツマカワRPG、カベポスター永見、寺田寛明、コットンきょん、ラパルフェ都留、田津原理音、Yes!アキトの7人。ここに「復活ステージ」から勝ち上がる1人を加えて、8人で決勝戦が行われる。  昨年末… 続きを読む ...

M-1を超えるお笑い賞レースに?東野幸治MC、フジテレビ「THE SECOND」の可能性

 「M-1グランプリ」が注目されればされるほど、漫才師としては「結成15年以内に決勝に出なければ終わる……」という悩みを抱えることになります。そして、結成15年が近くなればなるほどコンビの関係も悪くなり、15年を過ぎると解散なんてことも少なくありません。  もとは島田紳助さんの10年超えて売れなきゃ辞めた方がいいという意見から始まり、呪縛のようにその言葉に押しつぶされている芸人… 続きを読む ...

さや香は東京進出すべきか否か? M-1準優勝の「イジリと慰め」から逃れられない! 

 昨年末の『M-1グランプリ2021』で痛快な毒舌漫才を披露し、見事優勝を果たしたウエストランド。年末年始のバラエティ番組では大車輪の活躍を見せていた。  一方で、ファーストラウンドを1位で通過したものの、最終決戦で敗れて準優勝となったさや香は、主に関西ローカルの番組で活躍している。 「さや香は、もともと関西ローカルで多くの番組に出演していたということもあり、M-… 続きを読む ...

ウエストランド、M-1優勝後も“応援されづらい”事情と、それも追い風になる理由

 『M-1グランプリ2022』の優勝はウエストランドで幕を閉じました。M-1優勝者は人気者への階段を確実に登れるはずなのですが……。M-1グランプリの公式チャンネルの漫才動画では、圧倒的にさや香が上回っています。昨年のM-1グランプリの注目ポイントは、さや香の1本目のネタ、そしてヨネダ2000もウエストランドの漫才と同じぐらいの再生数になっています。これはなぜか?  もともと、… 続きを読む ...

「THE SECOND」は本当に地獄を味わってきたベテラン芸人にチャンスはあるのか?

 現在、日本にはお笑い芸人が競い合う大きな賞レースがいくつかある。  日本一の若手漫才師を決める「M-1グランプリ」。コント日本一を決める大会「キングオブコント」。女性芸人のナンバーワンを決める「女芸人№1決定戦 THE W」。一人芸で誰が一番面白いのかを決める「R-1グランプリ」。  そして2023年、新たな賞レースが産声を上げる。それはフジテレビが開催する、実… 続きを読む ...

テレ東『幻の優勝ネタ祭り』でも証明されたM-1ファイナリストになることの反響

 1月1日にテレビ東京で放送された『ファイナリスト芸人が夢の競演!幻の優勝ネタ祭り』が非常に興味深かった。現在のお笑い賞レースの現状を表しているようにも感じました。  この番組はケンドーコバヤシ、チョコレートプラネットの3人がMCとなり、各賞レースのファイナリストをピックアップしていく。まず『M-1グランプリ2022』からの出演がダイヤモンド、オズワルド、男性ブランコ、カベポス… 続きを読む ...

『Number』『笑い神』お笑い本が出版ラッシュ、強まる「笑いは語るもの」傾向

 10月に『キングオブコント』、12月には『THE W』『M-1グランプリ』の決勝がおこなわれるなど、秋から冬はお笑いの賞レースの本格的なシーズンといえる(『R-1グランプリ』も3月の決勝に向けて冬に予選が始まる)。その盛りあがりに乗ずるように、2022年下半期はお笑い関連の注目書籍が続々と出版された。 『笑い神』『東京芸人水脈史』はお笑いの資料とし… 続きを読む ...

ウエストランドの漫才は結局「誰を傷づつけた」のか?

 12月18日に行われた「M-1グランプリ2022」。エントリー総数7261組の中で見事大会を制し、頂点に立ったのは「ウエストランド」だった。  大会を見る限り、お二人の実力や経験値、そして当日のネタの順番や笑いの量を踏まえてとても妥当な結果だとは思うが、世間的にはどうやら意外な優勝だったようだ。  それもそのはず、ウエストランドさんの笑いは別名「悪口漫才」「毒舌… 続きを読む ...

『M-1』というフィールドで、ウエストランドの“悪口”漫才に私たちが笑ったものは

 今年も大きな注目を集めた『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)は、結成14年のコンビ・ウエストランドが制する結果となった。昨年の決勝戦放送後、私は「『M-1』は視聴者に、芸人について「語る」ための異様に快適な環境をお膳立てしてくれる」と書いたのだが、今回… 続きを読む ...