アンジャッシュの児嶋一哉が2月5日、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」を更新。2020年6月から活動自粛中の相方・渡部建の不倫騒動について謝罪しているが、ネット上では「なんで渡部も一緒に謝らないの?」と違和感を訴える声が相次いでいるようだ。
「2020年6月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、複数の女性と不倫関していたことを報じられた渡部。17年4月に結婚した女優・佐々木希と交際していた当時から複数の女性と関係を持ち、18年9月に第一子が誕生した後も女遊びを続けていたと伝えられ、世間から大バッシングを浴びました。ちなみに、佐々木は今月5日にインスタグラムで渡部の復帰を報告し、『これからはゼロから頑張る主人の姿を見守ることに決め、今まで以上に感謝の気持ちを持ち、家族と共に前に進んでいこうと思っています』と決意表明しています」(同)
児嶋も同日、YouTubeチャンネルに「相方・渡部について。大変ご迷惑をおかけしました。いつも応援してくれる皆様にご報告があります。」と題した動画を公開。黒いスーツとネクタイに白のYシャツという“謝罪スタイル”で登場し、序盤から「渡部のやったことで、ものすごく多くの方にご迷惑、不快な思いをさせて、本当にすみませんでした」と視聴者に頭を下げた。
さらに、「2月15日放送の回から渡部を復帰させていただいて、2人で、前の形ですね、アンジャッシュで『白黒アンジャッシュ』をやらせていただくということになりました」と、15日放送のトークバラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で渡部が芸能活動を再開すると報告。
番組収録を終えたばかりだという児嶋は、「う~ん……、そうですね。ちょっと、なかなかどういう回になるのか、ちょっと自信がないっていうかね、う~ん……、見ていただいて(判断してもらう)ってことになると思うんですけど」と眉をひそめ、「いろんなご意見あると思いますけど、温かく見守っていただけたらなと思います」と視聴者に語りかけた。
なお、「児嶋だよ!」はチャンネル登録者数98万人(2月7日時点)を誇る人気チャンネル。今回の動画は、児嶋の様子や動画の背景から、『白黒アンジャッシュ』収録直後に千葉テレビ内で撮られた可能性もありそうだ。
「コメント欄には、ファンから『児嶋さん頑張って!』『YouTubeで好きになりました。応援しています』『児嶋さんのことを好きすぎるので、渡部のことも許します』などとエールが寄せられる一方で、いつになく暗い表情を見せる児嶋に『この様子を見る限り、明るい空気の番組にはなっていなそう』『うまくイジることができなかったのかな』『有吉弘行さんやおぎやはぎさんがいる場所で復帰させたほうが良かったのでは』などと心配の声が相次いでいます」(芸能ライター)
加えて、「児嶋さんに謝らせといて、なんで本人は出てこないの?」「児嶋さんは謝罪する必要ないですよ。っていうか、謝るなら2人のほうがよくない? 近くにいるんじゃないの?」と、“渡部不在”の謝罪動画に違和感を訴える声も目立つ。
「アンジャッシュ初の冠番組として04年10月に放送開始した『白黒アンジャッシュ』は、渡部の活動自粛中も打ち切りにならず、児嶋が単独でゲストとトークを展開する形で放送を継続してきました。そんな恩から渡部にしても児嶋にしても、“復帰一発目はこの番組で”との強い思いがあったのでは。また、番組での復帰が決まったため、放送前に児嶋のYouTube動画に出演することは避けたかったのでしょうが、ネット上では『渡部が児嶋に謝らせた』と捉える視聴者もいるようで、児嶋への同情心から渡部に怒りを募らせている人も見られます」(同)
そんな中、2月6日放送の情報番組『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演したFUJIWARA・藤本敏史は、復帰後の渡部について「これからどうなっていくかが問題よね。なかなか“事”が“事”なだけに、イジって笑いにするのもちょっと難しいんじゃないかっていうのはあるよね。性的なことなので」とコメント。
続けて、「こういうのって、復帰してガーッて(共演者から)イジられて、事柄が薄まっていくみたいなんはあるやんか」「どうなんでしょうね? イジりにくいっていうのはあるよね」と本音を明かした。
一方、番組司会の千原ジュニアは「今回の復帰、児嶋くんはどうしようって思ってるんやろうね。腕の見せどころというか、どうイジるのか」と児嶋の手腕に注目していることを明かし、「(これまでは)『おい、大嶋』『児嶋だよ!』って言ってたのが、(復帰後は)『おいスケベ』『いや、渡部だよ!』みたいになっていかなあかんわけで」と持論を展開。
さらに、「どこか芸人としてワクワクするところもあるし、俺は渡部くんと絡みたい」「我々芸人はイジって、ご覧になっている方に笑っていただけるようにするしかなくない?」と前向きに語った。
「アンジャッシュの所属事務所である人力舎が制作に協力している『白黒アンジャッシュ』で復帰できても、民放キー局などのバラエティ番組で渡部が腫れ物扱いされることは目に見えています。一方で、渡部の活動自粛直後、コンビを解消することなく相方の復帰を待ち続けた児嶋は、その実直で温和な人柄が世間に広く伝わったことで好感度が上昇したこともあり、ネット上では『渡部の復帰が、児嶋さんに悪影響を及ぼさないかと心配です』『正直、児嶋さんピンでやればいいのにと思う』といった“渡部不要論”も目立ちます」(同)
今となっては、児嶋と渡部の好感度は“雲泥の差”といえるアンジャッシュ。渡部の復帰が、児嶋にとってプラスとなるだろうか。