King&Princeの冠番組『King & Princeる。』(日本テレビ系)。7月9日放送回では人気企画「日本語禁止!English Cooking」が行われたが、そこで完成した一品が視聴者を騒然とさせた。
岸優太が英語で料理のレシピを伝え、ほかのメンバーが2チームに分かれて料理を作っていくという企画。先に料理を始めたのは平野紫耀&永瀬廉チームで、岸から「チクチクフロアシャトルラン、ジンジャー!」(生姜をおろし金ですりおろす)というトンデモ指示がとんでも、2人は正しく解釈。見事、お題であるカツオのたたきを作り出すことに成功した。
一方、問題となったのは後攻の神宮寺勇太&高橋海人チーム。お題はチョコ味のチュロスで、岸は「ソルト、UFOフォーキャッチャー」(塩ひとつまみ)「ミドルマッスルパウダー」(中力粉)とこれまで以上に謎の言葉で指示。
ちなみに、元のレシピは「牛乳(50ml)、無塩バター(20g)、砂糖(大さじ2)、塩(ひとつまみ)を鍋に入れて中火にかける。沸騰したら火を止め、ふるいにかけた中力粉(120g)を鍋に入れて混ぜる」というもの。
中力粉の量について、岸は120グラムと伝えていたが、2人はなぜか岸のミスだと判断。「12グラム」に変更するという致命的なミスがあり、さらにふるいにかけずそのまま鍋に入れて加熱したため、ドロドロの生地が出来上がってしまった。
その後、あらためて岸がレシピを伝え、最初からやり直して軌道修正をしたものの、第2工程で大問題が発生。湯煎で溶かしたチョコレートと溶いた卵を生地に混ぜる手順について、岸が「ミックスエッグ ベース フライパン ミックス」と説明したところ、2人は生地とチョコレート、溶いた卵をフライパンに投入。リカバリー不可能な状態になってしまった。
それでも料理は続き、最後は袋を使ってチュロス生地を絞りだす工程に。2人はなんとか袋から生地を押し出したが、その物体にはモザイクが処理され消された状態。永瀬はそれを見て顔をしかめ、MCの劇団ひとりは「無理だよ、もう放送できないよ!」と頭を抱えた上、「次の工程……トイレットペーパーでしたっけ?」とコメントしていた。
高橋と神宮寺は絶望的な雰囲気の中、無言のままチュロス生地を揚げ、真っ黒な見た目のチュロスが完成したのだった。実食した岸は、このチュロスについて「黒い味」「ビタービタービター」と表現。当然、この日は平野&永瀬チームの勝利となっていた。
この日の放送に視聴者からは「料理コーナーでモザイクとか見たことない!」「とんでもなさすぎてめっちゃ笑った」「廉くんのドン引き顔もいい味出してたな~」という声が集まっていた。