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『中居正広の金スマ』、「社交ダンス部」人気企画のはずが……浅田舞コンビは「魅力がないのか」

ByAdmin

8月 16, 2022 #TBS, #テレビ, #中居正広

 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)について、今後の企画を憂う声がテレビ関係者から聞こえる。その背景には、昨今の特集内容の傾向にあるという。

「以前は、『巻くだけダイエット』や美木良介による『ロングブレスダイエット』などさまざまなダイエット方法について検証したり、波乱の人生を歩んだタレントの履歴をひもとく『金スマ波瀾万丈』、“現代の陰陽師”と呼ばれた石田千尋による怨霊退治など、さまざまな人気企画が毎週のように放送されてきました。しかし、今はお笑いプロダクション特集や、ものまね芸人の特集、忘れた頃に長寿企画『ひとり農業』企画があるものの、どれも話題性に乏しい」(業界関係者)

 そもそも、2001年に番組が始まった当初、そのコンセプトは「女性のストレス発散! やりたいことをすべて実現する女の宴!」というものだった。ダイエットや陰陽師の企画は、まさに女性の好奇心を満たす内容だといえるだろう。

「かつてゴールデンタイムの番組というのは、誰もが等しく見られる作りを目指していました。その中にあって、スタジオに一般女性100人を呼んで、彼女たちの要求や依頼に中居と番組が応えていくという、女性だけをターゲットにした内容は異例だったんです。その差別化が功を奏して、裏にどんな番組が来ても常勝を続ける根強い人気番組になりました」(放送作家)

 しかし、現在はコロナ禍ということもあってか、中居の後ろにいた女性たちの姿は消え、大竹しのぶといった番組常連のパネラーまで不在のケースも。企画内容も、お笑い芸人を特集する回が目立つ。

 一方、16年から始まり、番組の人気コンテンツとなった「社交ダンス部」は現在も継続中だ。「社交ダンス部」初年度は、お笑いタレントのキンタロー。と、“ロペス”の愛称で知られる芸人・岸英明がペアを結成。世界選手権出場も実現させ、世界7位に輝いた。

 19年にペアを解消すると、続いて元フィギュアスケート選手・村主章枝と岸がペアになったが、コロナ渦で大会が軒並み中止。そのままフェードアウトかと思われたが、21年に突如「2年ぶり社交ダンス!村主章枝ラストダンス」で最終回を迎えた。

 同年からは、同じく元フィギュア選手でタレントの浅田舞と、俳優の“オチョ”こと進藤学がペアを組んで世界に挑戦している。

「ただ、このペアではまだ世界の壁は厚く、8月5日放送でわかった結果は、全日本選手権の6位止まり。6位と聞くと悪くない印象を受けますが、出場ペア中で最下位です。危機感を覚えた浅田は、9月に開催される別の全日本選手権について、最後のつもりだとも語っていました。しかし、そうした背水の陣を覚悟したかのような発言すら、ネット上では盛り上がらないままです。浅田と進藤という2人にそれほど魅力がないのか……」(同)

 いまや、番組の看板ともいえる同企画。しかし、それすら話題を集められないとなっては、番組スタッフも今後に悩むところだろう。

「『金スマ』が始まった頃、中居は29歳という若さでした。だがそれから20年、今や49歳。8月18日で50歳になります。彼が司会者として唯一無二のポジションであることは、これからも変わりませんが、アラフィフの中居が目指す『金スマ』は今のままでいいのか、余計なお世話ですが考えてしまいます」(同)

 果たして、今後の『金スマ』は、このままお笑い芸人の番組になってしまうのだろうか?

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