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ジャニーズJr.・Travis Japan、『America’s Got Talent』で注目の中……「日本版」放送決定は偶然か

 “武者修行”のため、今年3月下旬からアメリカ・ロサンゼルスに留学しているジャニーズJr.内ユニット・Travis Japan。9月7日(日本時間)には、同国のNBCで放送中のオーディション番組『America’s Got Talent』(通称:AGT)のセミファイナルに出演したが、準決勝で敗退となった。彼らのパフォーマンスに注目が集まるとともに、ネット上では日本版『Got Talent』も話題になっている。

「Travis Japanは、渡米後すぐに出場したダンス大会『World of Dance Championship 2022』(ワールド・オブ・ダンスチャンピオンシップ 2022、通称:WOD)の地区予選を3位で通過。海外メディア『ARAMA! JAPAN』の記事によれば、『AGT』は同大会のパフォーマンスを見た番組側からのオファーだったようです。7月13日(日本時間)放送の『AGT』に出演したTravis Japanは、オリジナル曲『夢のHollywood』の英語バージョンを歌唱。“辛口審査員”で知られる音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルらが好反応を示し、セミファイナル進出が決まりました」(ジャニーズに詳しい記者)

 番組の映像はSNSで日本にも広まり、ジャニーズに興味がないネットユーザーからも高い評価を得ることに。大きな期待が寄せられる中、セミファイナルはオリジナル曲「PARTY UP LIKE CRAZY」にのせて、生歌とダンスで勝負したTravis Japan。なお、番組審査員のもとには失格を判定するブザーが置かれ、全員の「X」ライトが点灯した場合は、敗退となるのだが……。

「Travis Japanのパフォーマンス中、ブザーを押したホーウィー・マンデルをはじめ、サイモンは“歌声”についてダメ出ししていました。Twitter上では『マイクトラブル』があったのではないかと指摘する声も上がるなど、審査員の厳しい判定には賛否両論が噴出。翌日に結果が発表され、Travis Japanは決勝進出できずに敗退が決定し、メンバーやファンにとっても悔しさの残る展開となりました」(同)

 そんな中、9日午前10時台にアメリカ大使館の公式Twitterアカウントは「TravisJapan, thank you for sharing your talent with all of America! We look forward to seeing what you do next!」とツイート。「今後の活躍を楽しみにしている」といった内容を投稿し、同日午後7時の段階で1.4万いいねがつくなど、大きな反響を呼んでいる。

 さらに、同日は驚きの情報が判明。ネットテレビ局・ABEMAでは、2023年2月から吉本興業協力のもとで、大型オーディション番組『Japan’s Got Talent(ジャパンズゴットタレント)』の放送を開始するという。その『Got Talent』の日本版にて、ダウンタウン・浜田雅功が審査員を務めることが明らかになったのだ。

「このニュースを受けて、一部のジャニーズファンやネットユーザーは『トラジャが「AGT」に出た後に日本版が発表されたのは偶然?』『タイミング的に、トラジャは番組側に利用されてしまったのかな』などと訝しがっていました。たしかに、偶然にしてはあまりにもできすぎた展開。Travis Japanによって『AGT』は日本での認知度がアップし、Travis Japanは出演によって日本と米国で存在を知られることになった。なにか裏事情があるのでは、とモヤモヤするのでしょう」(同)

 なお、Travis Japanはジャニーズ事務所のエンタメサイト・ISLAND TVに「America's Got Talentありがとうございました!」と題した動画をアップ。「たくさんの応援、本当にありがとうございました」(川島如恵留)と頭を下げて感謝し、中村海人は「歌だったね」と苦笑いを浮かべ、「まあでも練習してたけどね、いーっぱい練習してたんだけど、緊張しすぎちゃったんだよね。まあだから、練習します! あの人たちを、またね、会った時に『え、お前らスゲーじゃん』って言わせます!」と宣言していた。

 日本版『Got Talent』の放送は23年2月から。いずれにせよ、今後のTravis Japanの活動にも注目が集まる。

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