今年4月から、ゴールデンタイムに進出するSnow Manの冠バラエティ『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、以下『それスノ』)。今回の昇格は1月29日に実施した緊急生放送の中で発表され、メンバーが“番組終了を告げられる”というドッキリをかけられていたことも明らかに。そのドッキリに関して、ある番組スタッフのツイートが波紋を呼んでいるようだ。
『それスノ』は、Snow Manにとって地上波初の冠番組で、2020年3月25日に特別番組として放送。その後、同年4月より動画配信サービス・Paraviでのレギュラー配信が始まり、21年4月には地上波レギュラーに進出。日曜午後1時~1時30分の枠で放送されている。
今年1月29日の緊急生放送では、昨年12月に撮られたという映像をオンエア。番組のコメント撮りのためTBSに集められたSnow Manメンバーが、スタッフから「3月で番組が終了する」という嘘の情報を突きつけられる場面を収めたものだった。
「番組収録とは関係ない“リアルな打ち合わせ”の状況を作り、その模様を隠しカメラで撮影するというドッキリでした。Snow Manのほか、演出担当者とプロデューサーだけで行われ、演出担当のスタッフから『2020年に特番から始まって、着実にステップアップしてきた「それスノ」なんだけど、結果から言うと、来年2023年3月で終わります』と聞かされたメンバーは動揺。ショックのあまり言葉が出ない者もいるなど、現場は神妙な空気に包まれていました」(ジャニーズに詳しい記者)
その後、スタッフは終了の理由について、「始まったときと環境がみんなやっぱ違うし。アイドルとして、バラエティの能力はもちろん、個々の能力もスゴいグッと上がってきた中で、やっぱり今のSnow Manをお昼の30分に留めておくことは、ちょっともう違うのかなっていうところがあって。3月で1回終わる」と説明。
これを受けて、目黒蓮は「自分たちもこの番組をデカくしたくて、一生懸命やってきましたけど。終わるっていう結果を迎えてしまうっていうことは、やっぱり実力が届かなかったのかなっていうふうに(感じる)……申し訳ない」と複雑な心境を口に。
ほかのメンバーも「一生付き合っていく番組だと思ってた」(阿部亮平)「普通に悔しいわ」(渡辺翔太)「あんまり納得いかないですけどね、正直」(深澤辰哉)とそれぞれ思いを口にすると、スタッフが「あっ、忘れてた。4月からゴールデンレギュラー」とサプライズ報告。念願のゴールデン帯に引っ越すと知り、一同は「ふざけんなよ~!」と毒づきながらも、喜びを噛みしめていたのだ。
途中まではショッキングな内容だったものの、一転してネット上のファンはゴールデン昇格を祝福。現時点では、移動後の放送曜日や時間帯は明らかになっていないため(2月21日時点)、続報を待ち望んでいる状況だ。
一方、最近では同番組の総合演出を務める吉野真一郎氏のTwitter投稿が、ファンの間で物議を醸している。同19日、吉野氏は自身のTwitterで「それスノゴールデン!応援してくださってる皆様、本当ありがとうございます ドッキリの件は色々と心痛かったですが、見て欲しかったのは…オフの状態でも、場面トークでも、隠し撮りでも、(雪だるまの絵文字)はあんなにも素敵な人たちってことです そんな彼らのそれスノは、本日お昼13時から!」(原文ママ)と告知した。
この吉野氏こそ、前述のドッキリにて「3月で終わります」とSnow Manにドッキリをかけた人物。ツイートのリプライ(返信)欄には「大丈夫。スタッフさんの思いは届いています」「吉野さんとSnow Manの絆を感じました」「ちょっとかわいそうだったけど……Snow Manの人柄とスタッフさんとの信頼関係に感動しました」と好意的なコメントも見受けられるが……。
21日時点で約400件の引用ツイートがついており、「あのドッキリを素敵な企画だと思っていたのならセンスがなさすぎる」「心を痛めているのはあなたじゃなくてメンバーやファンなんですけど」「胸糞悪くなるようなドッキリを仕掛けておいて、今さら何? あんな誰も喜ばないやり方でしか発表できなかったの?」「Snow Manを傷つけてまでやることだったの……? スゴく残念。ゴールデンではもっとメンバーを大切にしてほしい」と苦言が数多く寄せられている。
なお、このツイートの数日前、ラジオ番組『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送、16日放送)では、岩本照と宮舘涼太が例のドッキリを振り返り、本音を吐露していた。
「番組終了を聞かされた後、メンバーは悔しさをにじませていましたが、岩本と宮舘は積極的に発言せずに黙っていたんです。『素のまんま』で、2人は『それスノ』のドッキリについて、『ドッキリってよくないよね、本当』(岩本)『最終的にはうれしい話になりましたけど。やっぱ、悲しい話から来られるのはちょっとね、よくないですよね』(宮舘)とサラリと愚痴をこぼしていました。それだけに、一部で吉野氏は『2人がラジオで触れたから、焦ってツイートしたのかな』と勘ぐる声も出ています」(同)
吉野氏はかねてより収録やメンバーに関する裏話をツイートしてきたが、感謝しているファンも多い一方で、不快感をあらわにしている人も少なくない。過去にはメンバーとの「歌割り」に関する雑談内容を投稿し、ファンから「無神経」「何様のつもり?」と反感を買ったこともあった。
そもそも、『それスノ』をめぐっては、ファンの間で「同じような企画ばかりでつまらない」「今のままの感じでゴールデンに行くのは不安」とも指摘されている。「ゴールデンに移動したら面白い番組になりますように……」といったファンの願いは、スタッフサイドに届くのだろうか? 4月からの番組内容に期待が高まる。
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