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『ベストアーティスト』TVerは嵐・櫻井翔のコメントカット! IMP.ファンの苦情に対応か

 12月2日に生放送され、嵐・櫻井翔が総合司会を務めた音楽特番『ベストアーティスト2023』(日本テレビ系、以下『ベスア』)。今回、滝沢秀明氏のアーティスト会社「TOBE」に所属し、今年8月に配信シングルでデビューを果たした元ジュニアのIMP.が出演するとあって、大きな注目が集まっていた。しかし、実際は短いVTRが流れたのみだったため、ネット上では番組に対して批判が続出している。

 IMP.の佐藤新、鈴木大河、影山拓也、椿泰我、松井奏、基俊介、横原悠毅は、旧ジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)所属時代、IMPACTorsというユニットで活動。5月25日をもって全員が事務所を退所し、7月7日にTOBEへの移籍を発表した。

 そんな彼らは、12月2日に京セラドーム大阪で行われた音楽フェス『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』に参加。これは、日本テレビと、ラッパーで音楽プロデューサーでもあるSKY-HI(AAA・日高光啓)がタッグを組んだ大型音楽プロジェクト『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』による音楽フェスだ。同日夜放送の『ベスア』で京セラドームと中継をつなぐコーナーがあり、番組公式サイトでも「大阪府の京セラドーム大阪から『D.U.N.K. Showcase』を中継で迫力の生パフォーマンス!」(原文ママ、以下同)と告知していた。

 さらにIMP.の出演も判明し、旧ジャニーズやTOBEのファンは騒然。しかし、結果的にIMP.の登場シーンは、期待していた視聴者を裏切る形になったようだ。CMに入る前、IMP.が京セラドームで歌唱している映像が映ると、司会の羽鳥慎一アナウンサーが「あっ、IMP.だ。お願いしま~す」とコメント。CM明けには羽鳥アナが『D.U.N.K.』プロジェクトについて説明した上で、「先ほど、IMP.の皆さんがパフォーマンスされました。大変、盛り上がったということです」と紹介した。

 そして、最新曲「I Got It」(12月8日配信開始)を披露するIMP.の映像が流れ始めると、ワイプの中で櫻井が「IMP.はあの~、ドラマで共演した松井奏くんっていう子がいたりとか、影山(拓也)くんって言って、嵐の後ろで踊ってくれた子だったり、注目しているユニットですね」「ぜひ、ダンスに注目して(ほしい)」などとトーク。VTR後は「うん。ダイナミックなパフォーマンス。カッコいいですね!」(櫻井)と述べ、IMP.の“出演”は約1分で終了した。

『ベストアーティスト』での“トーク被せ”扱いに、IMP.ファン怒り

「SNS上の視聴者は『IMP.の映像ってこれだけじゃないよね!?』『また出てくるよね?』と騒然としていました。確かに、番組サイトの出演アーティスト欄には『IMP.(VTR出演)』と記載されているのですが、1曲分のパフォーマンスを流す形ではなく、“曲紹介”レベルとは……。実は放送前日、『TOBE公式』のLINEアカウントで番組出演を告知していた松井が、『嬉しすぎます!なに歌うかな~?ふふふ。楽しみにしててね!』(原文ママ、以下同)と、喜びをあらわにしていたこともあり、まさかの扱いにファンはショックを受けてしまったのでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 櫻井がTOBEからデビューした後輩について言及しただけでも、「時代が変わった」と驚く声が上がっていたものの、「司会者が映像を見ながらしゃべっていて、歌に被せてるようにしか見えなかった」「パフォーマンスをしっかり見たかった」「ほかのアーティストと明らかに扱いが違う」「IMP.メンバーも楽しみにしてたのに……」などと、怒りの声が多く上がった。

「放送終了後に始まった、無料配信動画サービス・TVerでの映像では、IMP.の出演シーンは、櫻井がワイプ内でコメントしていた部分がカットされ、パフォーマンスをメインに取り上げる形に編集が施されていました。一部視聴者の間では、『苦情が多く寄せられたため、対応したのではないか』と推測されています」(同)

 なお、『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』の2日目には、旧ジャニーズ所属のTravis Japanも出演。メンバーはIMP.が出た1日目の公演を見に行ったようで、それぞれのグループ公式インスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に集合写真をアップしながら、「お久しぶりで嬉しかったです^^ 明日頑張ってくださいね」(IMP.)「久々に会えたぜ D.U.N.K. DAY1お疲れ様!!」(Travis Japan)とメッセージを交換。退所組と現役組の交流は、以前はなかなか見られなかっただけに、「トラジャとIMP.の写真が見れるなんて」と衝撃を受けながらも、ファンは2組の交流を喜んでいる。

 今回の『ベスア』では、残念ながら中途半端な形での出演となってしまったIMP.だが、櫻井やTravis Japanからの言葉を力に変え、今後も歌とダンスを世間に届けていってほしいところだ。

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