Snow Manが表紙を飾る「Myojo」8月号(集英社)が発売中です。目黒蓮は、7月14日から初の単独主演ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)がスタートするとあって、そのPRをかねてか、ピンナップにも登場。ドラマの撮影とドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』が重なり、大忙しの毎日を送っている目黒ですが、インタビューでは「スキマ時間」について、漁師の動画を見ていると話しています。
目黒といえば、以前からテレビなどで漁師に憧れていると公言しており、先月VTR出演した『王様のブランチ』(同)では、その理由を「予想がつかない自然と一緒に働いている方たちにすごくリスペクトがある」と明かしていました。芸能界も自然に負けず劣らず、否、自然以上に予想のつかない世界……そこでサバイブする目黒は、漁師の適正アリと見て間違いなさそうです。というわけで、早速誌面をチェックしていきましょう!
<トピックス>
◎アイドル公開伝言板 道枝駿佑
◎この夏オススメのサムライMovieトーク 7 MEN 侍
◎10000字ロングインタビュー「僕がJr.だったころ」 Travis Japan・川島如恵留
なにわ男子・道枝駿佑を取り巻く、俺様系イケメンと地元のおじちゃん
最初に見ていくのは、「Myojo」の人気企画「アイドル公開伝言版」です。今回はなにわ男子・道枝駿佑が登場し、ジャニーズ事務所の仲間たちがメッセージを寄せています。
例えば、彼が事務所に入るきっかけにもなった、憧れの先輩にあたるHey!Say!JUMP・山田涼介は、先日最終回を迎えた出演ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(同)の話題を出し、「みっちーは少女マンガが好きだと思うから、ドラマの原作を読んだことあったりするのかな?」と質問。道枝は原作は未読ながら、ドラマは楽しく見ていたと返信しています。
一方、21年1月期放送の『俺の家の話』(同)で共演した後輩のジャニーズJr.ユニット「Go!Go!kids」の羽村仁成は、道枝から古着を大量にもらったことを告白。なんでも、道枝が雑誌のインタビューで、洋服の整理に悩んでいることを話していたため、「もしよければ…」とメールしたところ、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)の収録時に、たくさんの洋服を入れた大きな袋を持ってきてくれたそうです。
道枝が、先輩・後輩に愛されていることが伝わってきますが、ひときわ目を引いたのが、Sexy Zone・中島健人のメッセージ。
「正直言うと、キミのビジュアルのよさに最初に気づいたのは、このボクだと思う。みっちーは覚えてないかもしれないけど、8~9年前ぐらいに『ザ少年倶楽部』の収録が関西であったとき、顔がかわいくてちょっと生意気っぽい小坊主がいてさ。『お前かわいいな』って言ったら、『あ、はい』って感じで、やっぱり生意気だった(笑)」
と、中島は少女マンガにおける“俺様系イケメン”のような口ぶりで、道枝との出会いについて語っています。当時、王子様ジャニーズとして頭角を現していた中島に、「お前かわいいな」と言われても、まったく響いていない小坊主・道枝……中島にとって道枝は、いわゆる「おもしれー女」的存在だったのでしょうか。「みっちー、ボクはキミにしかない、キミだけの色気を見抜いているよ」と、中島以外には言えないような甘いラブコールまで送っています。
なお、道枝は「ボク、少クラでそんなこと言ってたんですね。小生意気ですみません!正直あまり覚えてないんですけど…」とつれない返信をしており、これも中島にとっては“おもしれー”ポイントなのかもしれません。
しかし気になるのは、関西ジャニーズの先輩であるSnow Man・向井康二とジャニーズWEST・小瀧望が、そんな中島を牽制するかのように、「みっちーは、入所したころからね、“このコは素晴らしい”って、ずっとかわいがってた」(向井)「ちっちゃかったみっちーがもう20代なんて」「しっかりした成人になって、おじちゃん、うれしいっ!」(小瀧)と熱烈なメッセージを送っているところ。今をときめくジャニーズの2人も、道枝の前ではただの“地元のおじちゃん”。道枝にはこの調子で、多くのファンを虜にしていってもらいたいものです。
次に見ていくのは、ジャニーズJr.ユニット「7 MEN 侍」が登場する「この夏オススメのサムライMovieトーク」です。メンバーがそれぞれ好きな映画の登場人物になりきって、コスプレを披露しています。
こうしたコスプレ企画は、アイドル誌の定番ですが、クオリティは正直いまいちなケースも少なくありません。ハラハラしながらページを開いてみると、やはり……といった仕上がり。これは、そのシュールさを笑う企画として楽しむほかありません。
しかし、矢花黎が『ターミネーター』シリーズのターミネーター、本高克樹が『ワイルド・スピード』シリーズのドミニク・トレット、菅田琳寧が『千と千尋の神隠し』のハク、今野大輝が実写版『美女と野獣』の野獣、中村嶺亜が『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ・クルーガーのコスプレを披露する中、佐々木大光が『ラーゲリより愛を込めて』の日本人捕虜に扮しており……笑うに笑えないという事態が発生。そもそもこれをコスプレといっていいものかと悩みます。まだ同誌を読んでいないという方には、ぜひ全員が集合する特集の扉ページを見ていただき、この「何も言えねぇ」という感情を共有したいところ。
また、佐々木以外のコスプレもツッコミどころが満載。例えば、本高のドミニク・トレットですが、スキンヘッドまで再現しているわけではないので、「袖のない黒Tシャツを着ている本高」という仕上がりに。また菅田のハクも、あのおかっぱ頭はマネしておらず、しかも衣装のチープさが目立つため「スタジオアリスで記念写真を撮る菅田」にしか見えず……。予算の都合もあるでしょうが、もう少し気合の入ったコスプレ企画を見てみたかったです。
Travis Japan・川島如恵留の1万字インタビュー、七五三掛龍也との「理解不能」な関係性
最後に見ていくのは「10000字ロングインタビュー『僕がJr.だったころ』」。今回は、Travis Japan・川島如恵留が登場です。Travis Japanに加入してから苦節10年、ついに昨年10月、世界配信デビューを飾った川島だけに、「たった10000字でJr.時代を振り返るのは難しいのでは?」と思っていたら、インタビュアーも冒頭で「到底10000字では足りないけど」と話していました。
2012年の舞台『PLAY ZONE』で結成されたTravis Japanは、ずっと順風満帆な活動を続けていたわけではなく、メンバーの脱退が相次いだり、Snow ManとSixTONESにデビューで先を越されてしまったり、“無期限”のアメリカ武者修行を行ったり……と、紆余曲折を経てきたグループ。活動の中で、メンバー同士の関係が悪化したこともあったそうです。
川島がその壁をどう乗り越えてきたかは、ぜひインタビューを読んでほしいところですが、気になったのは、川島による七五三掛龍也評。川島いわく「僕のジャニーズ人生、その記憶のほとんど彼といっしょ」である七五三掛のこんなエピソードを明かしています。
「ラーメンを食べに行ったとき、チャーシュー麺にチャーシューをトッピングしたのにチャーシューを残すとか。しかもトッピング分以上に。もう理解不能で受け入れられなくて」
確かにこの七五三掛の行動、「理解不能」という人は多いと思いますが、続けて川島は「彼がやってみたいと思ったことを簡単に否定しちゃいけないなって」と語り、「今度しめがトッピングしたら、僕はラーメンの小を頼んで、しめが残したら“もらおうか”って声をかけようって決めてます(笑)」と話しているんです。
川島の七五三掛に対する手厚すぎるフォローは、さらに「理解不能」と感じる人もいるかもしれませんが、面倒見が良く、グループ内では母親ポジションの川島らしい“子育て論”のようにも感じました。今後、のえしめ担はラーメンを食べるたびに、のえしめを思い出しては胸をときめかせることになるでしょう。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン