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Travis Japan・松田元太の露出増も売り上げアップならず……初のCDシングルが初日10.7万枚の厳しいスタート

サイゾーオンラインより】

 Travis JapanのダブルAサイドシングル「Say I do / Tokyo Crazy Night」が、3月4日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位を獲得した。2022年10月にデジタルシングルで全世界デビューを果たしたTravis Japanにとって、今作が初のCDシングルとなるが、肝心の売り上げは近年のSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のデビュー組の中でも低い、10万台発進となった。

目次

Travis Japan、初のCDシングルは初日10.7万枚
新曲のMV再生回数は2ケタ万台
松田元太の露出増も、売り上げアップにはつながらず

Travis Japan、初のCDシングルは初日10.7万枚スタート

 22年10月28日配信の1stデジタルシングル「JUST DANCE!」で全世界デビューしたTravis Japan。以降も定期的に楽曲を配信限定でリリースしつつ、CDアルバムは『Road to A』(23年12月発売)と、『VIIsual』(24年12月発売)の2作を出している。

 そして、グループ初のCDシングル「Say I do / Tokyo Crazy Night」は、2曲ともメンバーの主演ドラマの主題歌に決定。「Say I do」は宮近海斗が主演を務める1月期ドラマ『ホンノウスイッチ』(テレビ朝日系)で、「Tokyo Crazy Night」は松倉海斗主演の『トーキョーカモフラージュアワー』(同)に起用されている。

 なお、川島如恵留は体調不良を理由に昨年12月2日より芸能活動を休止中のため、残念ながら、記念すべき初CDシングルは6人体制でのリリースとなった。

 そんな今作は初回T盤(CD+DVDまたはBlu-ray)、初回J盤(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CDのみ)、UNIVERSAL MUSIC STORE盤(CD+DVDまたはBlu-ray)の4形態でリリース。グループは1月4日からコンサートツアー『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』を開催しており、同日にはUNIVERSAL MUSICのサイトで「ツアー会場限定特典付きCD」の予約受付を案内した。

 これは、1月4~7日の神奈川県・横浜アリーナ、2月8~9日の愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)Aホール会場において、期間中に会場周辺から予約受付サイトにアクセスし、注文するというシステムだ。

 さらに、今回のCDには期間限定でオリジナル動画の視聴ができるシリアルナンバーも封入され、各4形態によって楽しめる動画が異なるため、熱心なファンならば全種類揃えたいところだろう。

 こうした特典がついていたものの、発売初日の売り上げは10万6,688枚と厳しいスタートに。なお、CD発売に先行して、2曲とも3月3日に配信リリースしており、「オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」(3月3日付)によると、ダウンロード(以下、DL)数は「Say I do」が首位で1万287DL、続く2位の「Tokyo Crazy Night」が9,294DLという順位だった。

Travis Japan、「決して好スタートとは言えない」新曲のMV再生回数は2ケタ万台

 初のCDシングルが初日10万台という数字を受けて、芸能ライター・阿部ベア氏は「想像以上に売り上げが悪かった」と指摘する。

「例えば、なにわ男子の1stシングル『初心LOVE』(21年11月発売)は初日50万2,742枚、Aぇ! groupの1stシングル『《A》BEGINNING』(昨年5月発売)は初日47万8,092枚を売り上げていました。Travis Japanはデビュー作がデジタルシングルであり、CDでデビューした2組とは状況が異なるものの、数字面で見ると勢い不足は否めません。Travis Japanの場合、新曲のDL数もさほど伸びていませんからね。また、1stアルバムは『Road to A』は初日12万3,479枚、2ndアルバム『VIIsual』が初日10万4,248枚を記録していただけに、待望のCDシングルで初日10万台は、決して好スタートとは言えません」

 そんな「Say I do / Tokyo Crazy Night」は、5日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で首位をキープしたが、売り上げは8,563枚。2日目にして1万台を切るほど、大幅ダウンした。

 ちなみに、Travis JapanのYouTubeチャンネルでは3~4日かけて2曲のミュージックビデオがアップされた。再生回数は、7日午前0時時点で3日配信の「Say I do」が59万台、「Tokyo Crazy Night」は49万台と2ケタ万台で、いずれも100万台には届いていない。

Travis Japan・松田元太の露出増も、売り上げアップにつながらず

 Travis Japanメンバーといえば、昨年頃から松田元太のテレビ露出が急増。「九九が言えない」という“おバカキャラ”が大ウケし、バラエティ番組で引っ張りだこに。個人のCM出演も獲得したほか、今年4月期のフジテレビ系ドラマ『人事の人見』では地上波ドラマ単独初主演にして、ゴールデンタイムのドラマ初主演という大役を任されるなど、すっかり“売れっ子”になった印象もあるが……。前出の阿部氏は、グループの現状についてこう語る。

「昨年12月、ニホンモニター株式会社が発表した『2024タレント<関東・関西>番組出演本数ランキング』(同年1月~11月のテレビ番組出演者データをもとに作成)において、Travis Japanは『出演番組の増加数を比較したブレイクタレント(関東のみ集計)』の1位に輝いていました。23年の出演本数は172本だったところ、24年は262本増の434本だったとか。ニュースサイト『モデルプレス』は12月4日配信の記事内で、『個々での活動が多い中、とりわけ松田元太はバラエティ番組やドラマなど幅広く活動し、メディアでの露出量が大幅に増加した』(原文ママ、以下同)と伝えていたんです。しかし、今回の結果を見る限り、CDの売り上げアップにはつながっていないようです」

 初日の売り上げを受けて、SNS上のファンからは「Travis Japan初のCDシングルだから、20万枚はいってほしい。追加で購入した!」「売り上げがイマイチだから追加で買う」と、“複数枚買い”を報告する声も上がっている。

 なお、メンバーの七五三掛龍也は、5日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ「しめまる」を更新。「これからもCDも出していきたいなって気持ち」「形として残るものっていいなって」と本音をつづった。

 週間ランキング発表までに売り上げが伸びることを期待したい。

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